キッチンも心も収納上手に
となりの芝生が青く見えるときのわたし
広瀬貴子
「遅くまで、お邪魔しちゃったわね-」
「ううん。いいのいいの!うちは。」
「ご主人、遅いの?」
「あれ?いってなかったっけ。うち、単身赴任なのよ。
だから、時間はホントに気にしないでね(^^)」
「エエエエ----!いいなあ!自由じゃあん!」
いいな。帰る時間とか気にしなくていいの。
いいな。ダラダラし放題。
いいな。給料は入ってくるの。
いいな。新鮮で。
いいな。旅行気分で赴任先に行けるの。
こんな人もいた。
エリートなご主人。でも忙しくて
なかなか、ゆっくり過ごせない。
「先生。わたし、こんなのが欲しかったんじゃないんです。
もっと、休みの日。誕生日。記念日を過ごせたり、贅沢でなくていいから
私を見てほしい。でも、周りの友達はわかってくれない!贅沢な悩みだって・・・。
私、このまま、おばあさんになるの?先生!!!」
「そうですね。寂しいよね。じゃあ、想像してみて。
その願いが叶って、ご主人が『悪かったね。これからは会社を辞めてでも
君との時間を優先するよ。収入はなくなるかもしれないけど、いつでも側にいるよ』
って、言ってくれたらもう、何もいらない?」
「・・・・・・・へ?そんなの困る。そうそう一緒にベッタリは嫌なの。
自由な時間は欲しいのよ。収入がなくなるくらいなら、船乗りにでもなって
稼いでもらうわ!」
マ---ジ----(T_T)
何かってゆーと、
隣の芝生が綺麗に見えて、隣に行ったら
もう一件隣が綺麗に見えて、もう一件隣に行ったら
・・・・延々続く。
ほとほと、疲れた頃、
「あ-あ、最初のうちが、一番マシだっかかも---・・・」
でも、一番キレイな芝生を探してる間に、よその芝生になってて・・ガ-----ン
((+_+))
なんで、そんなことが起こるのか?
あのね。
自分ちに、鍋がいくつあるか、さっと答えられる?
自分の秋の靴。いくつあるか、
クローゼットの上の棚の衣装箱の中は?
ゴミ袋や石鹸のストックは?
冷凍庫の中の、一番早く食べてしまわないといけないのは何?
バザーがあるとしたら、出せるもの、すぐ思い出せる?
どこになおしてある?
「自分のもとに今あるもの。」
を、ちゃんと知っている人は、隣の芝生が美しかったら
「キレイね。すてきね。」
と、お隣さんに声かけてあげてるでしょう。
人の持っているものにばかり意識がいって、
人の反応ばっかりきになって
自分の「持ってないもの」にしか興味がない人は、
延々、「持っているもの」の存在に気がつかない。
だから、何が手に入ってもザルみたいに喜びはこぼれていくの。
丁寧に、生きてみませんか?
優しい気持ちになれますよ(^o^)丿
(広瀬貴子)「なんで?」って聞いても仕方ないとき・・・。 ||次へ→
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