小さな先生たち

楽しむ心、それは・・・

優月

 点呼を終えて、始業のチャイムを待つ間、
 ある子供がこう声を掛けてくれました。

 「コーチ、じゃんけんしようよ!」


 「いいよ~♪ じゃあ、最初はグー、

   じゃん・けん・・・ぽん!」


 「!!!」


 「うああ~!負けた~~!!」
  ↑かなり悔しそう。(^_^;)

 
 「もう一回!

  じゃん・けん・・・ぽん!!」


 「!!!」


 「いやっ・・・・った~~~!!!
   勝った~!! ワ~イワ~イ!!」


 かなりスゴイ喜びようです。(^_^;)

 そう、子供たちは「じゃんけん」で大盛り上がりできるんです。
 「あっち向いてホイ」なんてしようものなら、
 もう収拾がつかなくなります(笑)。


 みなさんは「じゃんけん」でどれくらい盛り上がれますか?
 いくら性格の明るい人でも、この子ほどには
 テンション上がらないのではないかと思われます。

 勝ったら何かもらえるとか、
 負けたらバツゲームがあるとかではないんです。
 純粋に、「じゃんけん」というゲームを心から楽しんでいるんです。


 わたしたちは日々の生活の中、ふと
 「最近楽しいことが何もない」と感じることがあります。

 しかしそれは、楽しいことが何もないのではなく、
 楽しいことはあるのに、自分が楽しめていないだけだったりしませんか?


 子供たちには「楽しむ心」「楽しもうとする心」があるゆえに、
 とても強いんだと思います。

 よく観察してみると、その子たちはじゃんけんに勝つために
 相手の手の内を必死に必死に考えています。
 その一生懸命さがあるからこそ、努力があるからこそ、
 自分の読みが当たった時の喜びは大きいようです。

 大人でも子供でも、手を抜いた仕事がおもしろくないのは当たり前ですね。
 

 楽しむ心。
 それは、一生懸命する心。

 やりたくないこともやらなければならない大人に対して、
 そんなアドバイスをしてくれているように思いました。 


                              優月




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