小さな先生たち
一歩踏み出せば
優月
これは、ある女の子との戦いの一場面です・・・
わたし:「まずはお口まで水につけてみようね~♪」
女の子:「うん!」←笑顔
わたし:「次は鼻までつけてみよう♪
鼻からブクブクあわを出してね~。」
女の子:「うん!」←笑顔
わたし;「じゃあ次は水の中に潜ってみよう!」
女の子:「イヤ!!」← 一気に涙目。
わたしは普段子供たちと、こんなやり取りをしながら
四苦八苦しています。(^_^;)
無理にやらせようとは思わないので、
子どもたちのほうが一歩踏み出してくれるのを待つようにしています。
きっかけは様々ですが、自分で決意して踏み出した一歩は、
とても大きな一歩になると思います。
この女の子は、お母さんに励まされつつ
ある日の授業の前に「今日はお顔付けする!」と宣言して
のぞんでくれました。
わたしの手をがっちりつかみながらも一気に水の中に潜り、
(その子にとって不本意だったようですが)目を開けることもできました。
そして。
わたしが「よくがんばったね~♪」と声をかけると、
なんとその子は「おさかなさんがいた・・・!」というのです。
もちろん、うちのプールはそんな凝ったことしていません(笑)。
でもその子にとっては確かに、おさかなさんがいたのです。
未知の世界だった水の中に一歩踏み出したら、
今まで体験したことがないようなすばらしい世界が広がっていたんです。
自分にはできないと思い込んで、自らの進歩を妨げてしまう。
わたしたちにもそれはありがちです。
でも、一歩踏み出せさえすれば、
その先には想像を超えるすばらしい世界が待っているかもしれません。
その喜びは、殻を破った時の痛みを補って余りあるものでしょう。
わたしたちも、一歩踏み出すことの難しさではなく、
その先にある喜びを見つめていきたいものです。
女の子が見た「おさかなさん」は、
あなたが一歩踏み出し、あなたも自分を見つけてくれるのを、
きっと待っていますよ☆
優月
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