ポエムセラピー

捨てるモノと残すモノ

たけ・まゆり

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両手を広げて
   いっぱいいっぱい

   抱えて掴んだはずなのに
   
   ぽろぽろぽろぽろ
   こぼれて落ちる

   それを拾おうとする前に
   ちょっと待って考えて    
   
   そんなにたくさん
   あなたに必要?

   いま手にしているそれだけで
   あなたは十分しあわせになれる   
 ・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・

皆さんは、「衣替え」のクローゼット整理をしていますか?
私は結婚して、子供が生まれて、仕事も家でするようになってから
グンと手持ちの衣服が減りました。

それでも、毎回衣替えをするたびに、「あー、こんな服もあったっけ」
というものに出会うから困ったものです。つまり、それは前のシーズンで
着ていなかった服。それゆえ、記憶の彼方、整理ダンスの奥底に追いやら
れていたものなのです。

ここで何を言いたいかというと、自分のキャパシティー以上に
抱え込み過ぎているモノは、部屋ばかりでなく、
生活や人生の風通しを悪くする、ということ。

モノは「物」だけに限りません。
恋愛や人間関係だったり、夢や目標だったり、ずっととらわれている気持ち
だったりすることもあるでしょう。

人間は基本的に欲ばり。しかも若いうちは可能性も気力も体力もあるので、
何でも吸収したい! 手に入れたい!と思うのは当たり前。
かくいう私も、物欲・食欲・成功欲・愛情欲、どれも人一倍あると
思っています。

だけど、得ることばかりに夢中になると、きちんと自分のものとして
魅力や知識、経験にすることができず、結局は無駄や徒労ばかりが
積み重なることにもなりかねません。

買っても袖を通さなかった服。いつか時間ができた時にやろうとダンボール
のまま置いてある通信教育教材。顔を思い出せない人の名刺。
忘れられない失敗や失恋。空白が怖くて埋め続ける週末の予定・・・・・・。

今、自分に必要なモノとそうでないモノ。
棚卸をするように、一度整理してみると、本当に「なりたい自分」が見えて
くるでしょう。そして、自分にとって必要なモノって、意外と少ないんだと
気づくはずです。

必要ない、と判断したモノは、思いきって捨てることも大事。
重すぎる荷物を持っていては、せっかくのチャンスが来た時に、
素早く行動できません。

「捨てる」というのは、迷うし、しんどい行為。
だけどその選択をきちんとできたら、きっともっと自分の進むべき道が
はっきり見えてくると思うのです。




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