心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう

幸運を引き寄せる スピリチュアルブック

ひまわりちほりん

勉強会にいらっしゃる方の中に、自分の過去をものすごく嫌っている人がいます。
特に、自分の学歴に大きなコンプレックスがあるため、東大に行っている人や、勉強する
環境に恵まれているお金持ちなどが、大嫌いです。

もし、自分が生まれた家の経済的な事情で大学に行けなかったのなら、
今からでも受験して大学に行けばいいではありませんか。
それを乗り越えなければ、いつまでたっても過去にとらわれたままです。
ネガティブな考え方のまま、人をうらやみ、妬んで、人生を終わってしまいます。


過去にできなかったから今もできない、と決めつけてはいけません。
今から、どうするか。
それがすべてです。
あなたの未来をつくれるのは、あなたしかいないのです。
過去にとらわれている暇はありません。



江原啓之(えはら ひろゆき)著「幸運を引き寄せる スピリチュアルブック」より。   
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私の母は、ほめずに叱る人だった。

小学校のときから、母に大学に行くように言われていた。
通知表を見た母は、「5」が「5」のままでも、「4」が「5」になっても、ほめない。
そして「5」が「4」になったところだけ、叱るのだ。


ツアー・コンダクターをしていたとき、お客様アンケートというのを旅行の最後にお渡しすることになっていた。
アンケートには、旅行全体や宿、食事などの評価のほかに、添乗員の評価も5段階で書くようになっていた。

私は、添乗員の評価に一つでも「4」があると落ち込んだ。
そうしてだんだん、このアンケートが苦痛になった。
旅行中も添乗員の評価をお客様がなんとつけるか、気になって気になって仕方がなくなってしまった。

やがて自分へのプレッシャーに負けて、私は大好きだった仕事を辞めた。


私は今でも誰かからほめられたくてほめられたくて、仕方がなくなるときがある。
誰からもほめられないと、自分は役に立たないつまらない人間ではないかと落ち込んでくる。

しかしこんなことで悩んでいること自体が恥ずかしくて、誰かに話したこともなかった。


先日、メールである人にその悩みを相談した。
面と向かって話すのは恥ずかしいが、手紙やメールなら相談しやすかったからだ。


「ほめられたいことだけが目的になって、毎日を過ごしておられるのですね。
一方で、ほめる人の気持ち・・・。
どんな気持ちだと、思われますか」


どんなときに私はわが子を、友人をほめるだろうか。
自分にできないことを相手がしたとき。
わが子が、上手ではなくても生き生きとした素晴らしい絵をかいたとき。
息子が一人で、小学校に通うようになったとき。

ほめられるためだけではなく、自分が楽しんでいる、自分で自分のためにしているときに、相手をほめているかな。


「ところで、相手に"認めてもらう"ためには、人間として何が必要なことと思われますか?」

私はそれを読んだとき、涙が出てしまった。


わかっていた。
何もなくても、本当は誰だって認められる存在なのだっていうことを。

私がつまらない人間でも、怠けていても、それでも生きているだけで、本当はそれだけでいい存在なのだということを。


自分で自分を認めるのではなく、誰かに私を認めてほしかった。
自分で自分をほめるのではなく、誰かに私をほめてもらいたかった。


でもどうやって誰かにほめてもらうか、認めてもらうかと悩むときに、これからは思い出したい。
「誰かにほめてもらう、認めてもらうためには、人間として何が必要なのか」という問いを。




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