ポエムセラピー
その愛、きちんと受け取ってますか?
たけ・まゆり
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重たいよ
苦しいよ
お母さん
あなたの人生のやり直しのために
生きているんじゃない
そう思って
反発したこともあったけれど
違ったね
わかってなかった
それはいつも愛だったんだ
幸せを願う
母から娘へ
大人になってわかる贈り物
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人生、順調にいっている時は、
そう深く考えなくてもうまく波に乗れてしまうもの。
だけれども、何かで行き詰まって、自分と向き合わざるをえない瞬間
というのが誰にも訪れます。
自分と向き合い、心の奥底を覗いて、掘り下げること。
そのプロセスにおいて、「自分のルーツ」は無視できない要素です。
「自分のルーツ」とは、生まれて育った環境。
その外的刺激が、今のあなたの考え方なり、価値観なり、好みなり、
行動パターンなり、をつくっています。
そして、その「自分のルーツ」の一番根っこのところが
家庭であり、親であると思うのです。
『娘をいらいらさせるおせっかいな母親たち』(スーザン&エドワード・
コーエン著・鈴木秀子訳)という本があります。
このタイトルを見た時、「まさにそのとおり!」と膝を打ってしまいました。
娘を束縛しようとする母親、娘のことを自慢したい母親、
過保護な母親、娘のすべてを知りたい母親、完璧主義の母親
現実から目をそむける母親、娘と張り合う母親、娘に罪悪感を抱かせる母親・・・
この分類を挙げただけでも、「そうそう!」と大きく頷けませんか?
私の場合は、「娘のことを自慢したい母親」「過保護な母親」といった
ところが当てはまるでしょうか。
母親の期待を裏切らずに「優等生」でいたい自分。
と同時に、母親の愛情を鬱陶しく思って、そこから逃げ出そうとする自分。
そして、自分に向ける母親の行動の中に、
愛情だけでない、母自身の人生に対する「満たされない思い」を読み取って、
反抗したり挑戦したりしてしまう。
10代~20代後半までの私には、そういうところが少なからず
ありました。
だけど、歳を重ねるにつれお互いの依存や甘えが断ち切られていきます。
さらに自分自身の「生き方」のスタンスが固まってくると、
純粋に母親の「愛情」だけを受け取ることができるようになりました。
きっとその時が「親離れ」「子離れ」をした時だったのでしょう。
そして母親を否定した時期もあったけれど、ふとした時に
母と同じような行動・考え方をしている自分がいることに気づきます。
なかには、母親が嫌いで反面教師にしている人もいるでしょう。
それも、逆の意味で母親が「自分のルーツ」をつくっている
と言えるのかもしれません。
どちらにしても「母親の影響」から完全に逃れることはできないと言えます。
だとしたら、いい意味でも悪い意味でも、「こんな私」をつくってくれた
お母さんに一年に一回「ありがとう」と言ってもいいかな、と
思うのです。そう、今の自分自身を肯定してあげる意味でも、ね。
(たけ・まゆり)あなただけのシンデレラの靴 ||次へ→
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