心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう

眠りながら巨富を得る

ひまわりちほりん

彼が喘息持ちになったのは、自分で自分を無価値と感じ、自己拒絶をし、おまけに自分を育ててくれた養父に憎しみと反感を抱き、自分は処罰されるべきであり、苦しむべきであると感じていたためにほかなりませんでした。

彼の養父は彼に対してできるだけのことをやってくれたこと、そして本当の父と母の二人分の役割をやってくれたのだということを私は指摘しました。
私は彼の養父が腹立ちまぎれに彼にひどいことを言ったことを許すように言いました。


彼はこの光をただちに認めました。
それと同時に、自分で自分を罰していることにも気づきました。

(中略)

「私は養父と、神だけが知っている実の父母を完全に神に向かって解き放ちます。
私は自分自身や他人に対して否定的な、
また破壊的な考えを抱いていた自分を許します。(後略)」

(中略)



*怨恨(えんこん)や敵意はあなたの活力や熱情や勢力を奪う心の毒です。

食事を拒否するのは、しばしばその人が緩慢な自殺をしていることを意味します。
そして、これは誰かほかの人に対して復讐を求める方法なのです。

これを解決する方法は、魂も心も開いて神の愛を流入させ、ほかの人は本当はあなたのために気を使い、またあなたを愛しているのだ、ということを実感し、治癒と変容をもたらすことです。

(中略)



あるセールス・マネージャーが、「仕事中に酒を飲みすぎたり、会社の秘書の一人と関係を持ったために解雇されました」
と私に語りました。

(中略)

その後、私が彼の妻と話してみますと、彼女は慢性的な口やかまし屋であり、自分の夫を支配し、尻に敷こうとしながら、それに成功しないでいたことに私は気づきました。

(中略)

彼は自分の妻の口やかましいことや、帰宅の時間にうるさいことに対して強い反発を感じていたのです。
それで、酒を飲んだりほかの女と関係したりして報復を図ったのでした。


「私は妻に仕返しをしてやりたかっただけなのです」と彼は私に言いました。




J・マーフィー著「マーフィー 眠りながら巨富を得る」(三笠書房)
cover




私は、夜8時に二人の子どもたちと一緒に眠る。
そして、夜中の2時に起きることを目標としている。

子どもたちにわずらわされない、自分ひとりの時間を確保して、本を読んだり子どもたちの日記を書いたり家計簿をつけたりするためである。


ところが、しょっちゅう寝坊する。
体が疲れているからではない。

恐怖のためである。


自分で立てた事業計画をその通りにやっていけるか、こわい。
明日は、おいしいお弁当を作らなくちゃ、でも作れるかどうか心配だ。
最近誰からも連絡が来ない。ひとりぼっちで、寂しい。



けれども、最近は”復讐”している自分にも気が付いた。

私はこんなに頑張っているのに、誰も気遣ってくれない!
こんなに一生懸命やっているのに、ちっともうまくいかない!
何で自分だけ、成功しないんだろう!


私が心をくだいているつもりの友人たちに対して、私より先にどんどん成功して行くように見える知り合いたちに対して、私が疲れていても頑張っていることに気が付かないように思える、まわりの人に対して、私は怒っているのである。

でも直接は言えないから、ふてくされて寝坊しているのである。


けれども寝坊することによって、
私は貴重な、一日のうちで唯一ひとりの時間が持てる時間を失っている。

復讐しているつもりで、自分が損をしているだけだ。



けれども、私を罰するものは本当は何もないのである。
成功しなくても、うまくいかなくても、誰からも何からも罰せられはしない。

こわがる必要など、何もないのである。


それなのにうまくいかないと、ひとりぼっちになった気分に落ち込むと、
誰かのせいにして、恨んで憂さを晴らす。

憂さを晴らす結果、私は自分の時間を失い、ますます成功から遠のく。



うまくいかなくても、自分を許していいのだ。
ひとりぼっちに思えて、孤独感でいっぱいになっても、ひとりでもいいのだよと自分を許していいのだ。

だって、うまくいかないことは悪いことじゃない。
ひとりぼっちに思えて泣くことは、いけないことじゃない。
おいしい料理が作れなくても、わざとやったことじゃない。


私は恋人もいないし孤独だなと思ったら、ああ、本当に孤独だねと自分にうなづけばいい。
料理がへたくそと言われたら、ああ、本当にうまくできなかったなとだけ思えばいい。
ちっとも仕事がうまくいかなくても、
うまくいかないな、こんなに一生懸命やっているのにね、
と自分の頭をなでなでしてあげればいい。

自分を責めなくて、いいのである。
自分が悪いと、責めなくていいのである。


なぜなら自分を責めると、本当は一生懸命頑張っている自分が悲しくなって、誰かのせいにして復讐しようとするからである。

そして復讐するつもりで、自分が一番損をしてしまう。



損をしないように、復讐しよう。
それは、自分の気持ちを認めることである。

悲しいときには、目をそらさずに悲しいと言う。
言っていいのだよ。

悔しいときには、悔しいと奥歯をかみしめる。
かみしめていいのだよ。

妬ましいときには、何が妬ましいのか考える。


ネガティブな感情を持つ自分を責めなくていいんだよ。
いろんな豊かな感情を持つのは、生きている証拠だから。




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