心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう
人にはどれだけの物が必要か
ひまわりちほりん
誰でも、人間は欲張りです。
もっと大きな家が欲しいし、もっと広い土地が欲しい。
でも何でそんなちっぽけな欲なんだ。
地球全部が自分のものだと思えば、もういいじゃないか。
私は、その辺のきれいな人も、全部自分のものだと思っている。
家内一人で手が回らないから、他の変な男性に任せてあるんだと思えばいい。
あのカンは俺が捨てたんじゃないよとか、うちの前だけ掃くとか、そんなみみっちい欲はかくなと言うんです。
世界中をきれいにしよう。
だって、世界は僕のものなんだ。
以前に『世界は二人のためにある』という歌があったけれども、私に言わせれば「世界は私のもの」です。
そう思うことによって楽しい生き方が出来ます。
鈴木孝夫著「人にはどれだけの物が必要か」(飛鳥新社)
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私は、字を書くのが雑だった。
昔からそうで、手紙を書くときだけはていねいに書いた。
けれど市役所に出す書類などは知らない人が読むから、早く書き終えるのが、つまり時間をかけないのがポイントで、その結果、汚い字だった。
書きなぐりの字だったのである。
結婚していたときに夫が見かねて、
「もっときれいな字で書きなよ」
と言ったことがあった。
でも、私は平気で無視した。
だって字をていねいに書いて時間をかけても、何の利益にもならないと思っていたからである。
ところがある日、急いでいるときほど字をていねいに書こう、あわてて書いても、ていねいに書いても、時間はそれほど違わない、という文章に出会った。
えっ?
ていねいに書いても、急いで書いても同じだけの時間しかかからないのか?
それならていねいに書いてみようと思って、
郵便局に出す定期貯金の申込書に、一字一字気を付けて書いてみた。
う~む、今まで雑な書き方をしてきたので、
一文字の中のひとつひとつの線を、
ここでははねる、
ここははらう、
ここは止める、などといちいち考えないと書けない。
私はきちんと止める個所で止めずに、
さ~と流して書いてきた。
お習字ならば、筆に力を込めて線の最後を止める個所をである。
日記帳や家計簿などは今まで通りの雑な書き方だったが、郵便局に行くたびに字をていねいに書いていた。
すると!
ていねいに字を書かなければならないものが、やってきた!
娘の幼稚園の入学願書である。
娘は4月半ばに幼稚園を辞めさせ、それ以来7ヶ月、毎日ひとりで家の中でぬいぐるみや鏡相手に遊んできた。
しかし、11月に入ったある日。
私は娘に友達を作ってあげなければいけないと気付き、その翌週には願書提出となったのであった。
7ヶ月の間には、3つの保育園と2つの幼稚園を見学した。
しかしなかなか私好みの園が見つからず、娘を通わせないまま放っておいてしまった。
けれども幼稚園に入れようと思ったら、私が一目で気に入った幼稚園にめぐり合えた。
そして上手ではないが雑ではない字で、娘の幼稚園入学願書を書くことができた。
準備ができた人のところに、神様は幸運を運んできてくださるのだ!
と、私は気が付いた。
字をていねいに書くようになったから、幼稚園の入学願書が書ける状態になったと私は思うのだ。
つまり娘にとっても私にとっても、素敵な幼稚園にめぐり合えたという幸運がやってきたのだ。
幸運は、努力(=準備)をした人のところにやってくる。
あるいは、その準備が整ったときにやってくる。
これからは、もう少し服装に気を使おうかな~と思っている。
そうすれば、パーティに呼ばれるはずだと思う。
ただのパーティじゃないよ、
自分の本を出版して賞をもらった受賞記念パーティだよ!
(夢はでっかく!)
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