心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう
富士山
ひまわりちほりん
「女を人間だと思っていない男の人が、世の中にはいっぱいいいるのよ。
自分が刺されてみて、初めて見えてきたことがあったの。
ものすごくたくさんの殺意や悪意が、世界には満ちているって。
だから、無事に生きていられるなんて奇跡に近いんだ、って。
テレビニュースを見ていても、殺されるのは女ばかりだもの」
田口ランディ著「富士山」(文藝春秋)より。

先日、私は車で事故った。
親子サークルの集まりのときに昼食をみんなで食べ終わった後、娘を友人に預け、息子を学校の友人宅に送っていった帰りだった。
公園の駐車場で、入り口のポールにぶつけたのである。
さっきと同じ場所に停めようと、スピードもゆるめずに右に曲がった。
すると、そこにポールがあったのだ!
あちゃ~!
ポールがあったことを忘れていた。
車はポールをなぎ倒し、ポールに引っかかって停まった。
離婚してから2年間、無事故だったのに!
あ~、お金もかかるし、どうしよう。
でも、ちょうど公園には仲間がいた。
私は自動車保険会社に電話するよりもまず、仲間のもとに走って助けを求めた。
おろおろしながら保険会社に電話する私の横で、友人や友人のパートナーたちが車を持ち上げてくれた。
娘は、他の友人が一緒に遊んでいてくれた。
お寺の境内の駐車場だったのだが、副住職さんが、ポールは埋め戻せばいいからと許してくれた。
ポールの埋め戻し作業は、友人や子どもたちが手伝ってくれた。
息子は学校の友人家族と一緒に遠くの公園に連れて行ってもらい、ジュースを買ってもらっていた。
運転していた私は怪我をしなかった。
誰かを傷つけることもなかった。
夫はいないが、みんなが助けてくれた。
仲間のすぐそばで事故を起こしたのが、何よりも不幸中の幸いだった。
毎日無事故で家に帰ってくることって、当たり前のことじゃなかったんだなあ!
何人かの友人が、接触事故を起こしたのを聞いたことがあった。
どの友人たちも大事には至っていなかったが、私は事故は起こさないぞと思っていた。
なのに気のゆるみで、あっという間にポールにぶつかってしまった。
毎日生きているって、奇跡なんだな!
毎日、失敗(=死)をしないから、生きていられるんだな。
毎日、成功(=生)しているから、今日も生きていられるんだな。
失敗ばかりの人生だ・・・なんて思っていたけれど、今現在生きているってことは、成功していることなんだ!
成功し続けているからこそ、今生きているんだ!
どの人も、いつ死んでも、死ぬまでは成功し続ける人生なんだ!
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