心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう
アホでマヌケなアメリカ白人
ひまわりちほりん
新年、明けましておめでとうございます。
実家の千葉から栃木に先週末に帰省すると、
年末に積もった雪が日陰にまだ残っていて、
びっくりした私と喜ぶ子どもたちでした。
今年も新たな気持ちで書いていきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
拝啓 アラファト議長(プレジデント)閣下
(前略)
突然ですが、私はあなたが成功する秘訣を知っています。
あなたひとりの力だけで、
両者の殺し合いをやめさせる方法ですよ--しかもそのうえ、ボーナスとして、
パレスティナ問題を決着させることもできるのです!
(中略)
とはいえ、私の提案は、別に目新しいものではありません。
軍隊もカネも、国連も使いません。
さらに、極めて安上がりなものです。
これまでに何度も、多くの国で行われてきました
--そして、失敗したことは一度もありません。
憎悪もなく、兵器も必要ではありません。
実際、それは軍備撤廃に関係があるのです。
それは、大規模・非暴力・市民不服従運動と呼ばれるものです。
マイケル・ムーア著「アホでマヌケなアメリカ白人」

著者が2002年に発表した、
反銃社会ドキュメンタリー「ボウリング・フォー・コロンバイン」は、カンヌ映画祭で55周年記念特別賞を受賞している。
さて、年末年始は、
12日間、千葉の実家で過ごしてきた私と小学校1年生の息子と5歳の娘の3人だった。
帰省して、両親と一緒の夕食。
入浴後、暑がってなかなかパジャマに着替えない息子に対し父が、
「太陽!早く着なさい!」
と怒り出した。
なにもそんなに怒らなくてもいいのに。
ストーブもついて暖かいリビングなんだから、お風呂に入ったばかりの暑がりの息子は、しばらく上半身裸でも風邪もひかないはず。
私が、
「いいよ、まだ着なくても」
と言うのと、母が同じ言葉で父をさえぎったのは同時だった。
するといきなり、父がキレた。
「いいよとは、なんだっ!
風邪をひかないようにと言っているのに!!」
母に対してだけ父が怒ったので、怒りを向けられなかった私は首をすくめて、嵐が通り過ぎるのを待った。
あ~あ、帰省したばかりというのに、またいつものとおりの両親のケンカか・・・。
久しぶりの長逗留(ながとうりゅう)だが、機嫌を損ねないようにしようっと。
なんて、消極的に私は思ったのだった。
しかし毎日一緒にいれば、父が自分の不満を、暴れん坊の息子を叱ることで発散したり、母がヒステリーを起こして私にトゲのある言葉でしゃべるのに、嫌気もさす。
そんなとき、上記の言葉に出会った。
なるほど。非暴力か!
それからは父や母に対してムカッと来ても、非暴力、非暴力・・・と心の中で唱えた。
そう、今までは、父のイライラした態度に同じようなキレた態度で向かっても、母のトゲトゲ言葉に切り返しても、お互いの怒りの炎は勢いを増すばかりで、後味が悪くて仕方なかった。
しかし親に言い返さないで黙っていると自分もイライラしてしまい、今度は子どもに八つ当たりしてしまった。
けれども頭に来ても、自分は非暴力という戦略で親と立ち向かっているのだと、心の中で自分の立ち向かい方を把握できると、何も言い返さなくても、柳に風状態で受け流せるようになった。
私なりに非暴力という、言葉や態度の暴力には無視をする状態で親と戦ったから。
心の中で、まるで子どものような両親の未熟さにうんざりしながら、言い返す以外の方法で、ムカムカイライラした自分の心と心の中で戦ったから。
私は、暴力的な言葉や態度にどう対処したらいいかを学んだ。
自分が、両親よりちょっぴり大人になったような気がした。
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