心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう

自己プロデュース力

ひまわりちほりん

さらにチャップリンの場合、母親の教育の影響が大きかった。


「当時のわたしたちのようなドン底暮らしをしていると、つい言葉づかいなどかまわないようになりがちだった。

しかし母は、いつも周囲の風に染まぬように心がけ、家族の言葉づかいにも注意深く心を配り、文法上の誤りなどは訂正し、わたしたちがまわりとはちがった人間なのだという自覚をうえつけようとした」
(『自伝 上』)


ここからは、母親がつねに、チャップリン兄弟に
「あなた方は貧民のままでここで終わるような人間じゃないのよ。あなたたちには才能があるのよ」
と、自信と誇りを持たせるメッセージを与え続けていたことがうかがわれる。



斎藤孝著「自己プロデュース力」(大和書房) 2003.8.1
cover





あ~あ、私ってダメだなあ。
やっぱり、私なんてダメよね・・・。


って、すぐに恐怖感に負けてしまう。
何か新しいことを始めるのが、こわいのだ。

誰かに、何か言われたらどうしよう。
やってみても、つまらなかったらお金のムダづかいになるかな。
時間のやりくりが大変だし、やめようかな。




ところで私は、今42歳だ。

若くはない。
が、歳をとりすぎているわけでもない。


けれどしょっちゅう落ち込んで、
自分のこれからの「未来」をあきらめようとする。




以前、小学校1年生の息子の友人が我が家に遊びに来た。

勉強の話になったとき、息子の友人は、

「オレって、バカだから」

と自嘲気味に言った。
でも、何気なく。



きっと、いつも言い慣れているんだろう。
あるいは、何度か親に言われたのかもしれない。

けれど、私はとってもショックだった。
とても悲しかった。


だってまだ7歳なのに、
もうすでに彼は、自分の未来や才能をあきらめているのだ。

バカだからという理由で・・・。



まだ7歳なのに。
これから楽しいことがいっぱい待っているはずなのに。
花の10代、20代はこれからだというのに。


自分をバカだなんて決めつけないで、ほしかった。

あなたは、バカじゃない。
バカなことをするときもあるけれど、基本的にはバカじゃない!




でも、42歳の私。

まだまだ何十年かは楽しく過ごせるはずなのに、自分の「すばらしい未来」を、私ってダメだからという言葉であきらめようとしている。


60代、70代の人から見たら、私なんてきっと、まだまだすばらしい未来があると思えるだろうに。



自分で自分を否定しちゃ、悲しいね。

誰かが私を否定しても、
それは「今」あるいは「過去」を否定しただけで、
「すばらしい未来」まで否定されたわけじゃない。




42歳でも、まだまだ若者。
まだまだ、「すばらしい未来」が待っているはず!




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