心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう
学歴だけが人生じゃない!
ひまわりちほりん
しかし、私がやったことは、
販売員と一緒に新茶を持って老人ホームへ行ったことです。
お茶を入れて、
寝たきりの方なら、ベッドまで運んでいってお茶を飲んでもらうんです。
柏餅などもちぎってお口へ運んであげたり、ね。
(中略)
実際に枕元でお茶を飲んでもらうのを助けることに価値があるわけです。
寄付も立派なことですが、
それで老人は涙を流すか、ということなんですね。
流さんですわ。
でも、たった一杯のお茶で涙を流すんです。
中卒社長の会著「学歴だけが人生じゃない!」(ハート出版)
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春の日差しで暑かった夕方、
下着の半そでシャツとスパッツで外をぶらぶら歩いていた娘に、
近所のおばちゃんが袋いっぱいのお菓子をくださった。
いつもお菓子をくださる方で、
わざわざお礼には行かなかったのだが、
ありがとう!!と心の中で思った。
その日の夕食の用意をしていたとき、
他の近所のおばちゃんが、
「これ、食べて」
と、作った餃子を持って来てくれた。
ひとり暮らしのおばちゃんは、
「ひとりじゃあ、食べきれねえからさあ」
と言い添えて。
うわ~!
今日の夕食は、急に豪華になった。
ラー油はあるかと聞かれたのでないと答えると、
小皿に醤油とラー油を入れて、
「この皿、うちに10個くらいあるからあげるよ」
と、再び届けに来てくれたのだった。
ありがとうございます、と何度もお礼を言った。
そして餃子を焼いて、母子3人で食べた。
いつもいろんな人から、お菓子や食べ物をいただいたり、
料理の仕方を直接教わったり、
旅行のお土産をいただいたりする。
それに対して、
私はちゃんとありがとうと言うようにしていた。
しかし私は、浅はかだったなあと気がついた。
モノや情報などをくれたから、
私はありがとうと言っているだけだった。
何もくれなかったら、
友人や知人や近所の方にありがとうなんて、
思いもしなかったに違いない。
どうして私はありがとうだけではなく、
プレゼントをくださった方たちにも、
いいことがたくさん起きますようにと祈らなかったのだろう?
愛情を分け与えることができる近所のおばちゃんたちや友人が、
もっともっと幸せになることを、
なぜ願わなかったのだろう?
モノや愛情をもらったからありがとうだなんて、
当たり前だ。
もちろん、今まではこれさえできていなかったのだが。
これからはありがとうと共に、
相手がより幸せになることまで祈れるような人になりたい。
だって私は、
まわりの人にいろんなプレゼントをいただいて、
成長させてもらってきたんだもの。
プレゼントをお返しするだけではなく、
相手の幸せと豊かさを、心から喜べるような人に私はなりたい。
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