心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう

生きがいの創造

ひまわりちほりん

ここで問われるのが、結局のところ、

「どれだけ人々を愛したか」
「つねに良心的な言動をとったか」

ということのみであり、
この世で設けたお金や、得た地位がいっさい評価されないことは、きわめて重要です。



飯田史彦(ふみひこ)著「生きがいの創造」(PHP研究所)より。
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町内の夏祭りに初めて参加した。



前夜祭では、カツラをかぶり着物を着た町内会長さんが、
はっぴを着た役員さんたちをバックに、
まつけんサンバを舞台上で披露してくれた。

体ががっしりと大きく、
いつも笑顔を絶やさないおじさんが、
暴れん坊将軍に見えましたヨ。


また小学5年生の子どもを持つお母さんたちが、
焼きそばなどを作って安く売り、
無料ポップコーンをじゃんけんで買った人には大きいカップ入り、
負けた人あいこの人には小さなカップ入りを渡していた。


やがて、毎年恒例のバナナのたたき売りが始まった。
最初に誰かが(サクラ?)1000円で大きな房を競り落とした。

その後は200円の相場となり、私は5歳の娘に100円玉1枚だけ持たせて、5房つきのバナナをゲットした。


夕方6時から始まった最初から、最後のビンゴで息子が風船、娘がお皿付きランチバッグを当てた9時まで、自治会館前の小さな一角で過ごしたのだった。




翌朝は、子どもみこし。

はっぴを着せられ、鉢巻を締めた子どもたちは、
どの子もりりしくてカッコイイ。


かつぐのではなく台車に載せたままひっぱってだが、町内を隅々まで歩いては、子どもたちが各家に寄付を募り、お札を渡し、榊(さかき)の葉っぱで清めた。



数十人の小さな子どもみこしだ。

でもその小さなみこしが町内の端々まで歩き回って、
清めていく。


私は初めて、夏祭りの意味を理解した。

おみこしが小さな町の隅々まで練りまわって、日本は浄化されているのだ!!


各地で子どもたちが、そして大人も、
町内や山や海でおみこしをかつぐ。

こうして今年も、日本は守られている!


自分たちの力でみこしをかついで、
町を清め、美しい世界を守ろうとしている!



カキ氷や焼きそばを食べるだけだったお祭りの本当の意味を、私は我が子たちと町内を炎天下歩き回って、クタクタになって理解したのだった。




その夜は、最後のお祭りだった。

小学6年生の子どもを持つお母さんたちが、
今日はお手伝いをしてくれていた。


息子は友だちと追いかけっこをし、
ジンベエを着て、髪の毛をアップにした娘は、
ボンボン釣り(ヨーヨーすくい)を自分のおこづかいで2回した。




多くのおじさんやおじいさんが、
横断歩道を渡る子どもたちのために見張りをしてくれた。

群馬県ではなく、
栃木県のわが市が発祥地だという八木節の踊りを、
愛好会の人たちが披露してくれた。

65歳以上の一人暮らしの老人を招待して、
焼きそばなどの引換券を役員さんが渡していた。


いろんな人が、
そして子どもたちも私も、この町内を浄化した。

それは日本を守り、世界を美しくすることにつながる。



さ~て、
これからもいろんな夏祭りに出かけて、自分を浄化して来ようっと。




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