ココロの解体新書
時々思い出す、あの場面との上手な付き合い方
きのまる
あれっ?私、今、昔のことを思い出した!
どうして今頃?なぜ覚えていたの?
こんなふうに、何かのきっかけで
突然、過去の記憶が蘇ることはありませんか?
これは、きのまる流にいうと
「2学期が始まったのに夏休みの宿題がまだ残っている」
状態です。
ある出来事に対し、その時に心が感じたことを
自分で充分に受け止めきれなかった場合、
その感情は心の奥で満たされるまでずっと
「感じてくれよー、この気持ち」
とアピールし続けます。
例えば、子供の頃にとても悲しい経験をして
幼く未熟な心が、その悲しさを受け止められずにいたとします。
すると、この悲しい出来事は思い出となって
その悲しさを受け止められる大人になってから
突然思い出し、その場面が目に浮かんで来たりします。
楽しい出来事を思い出した時は、
「楽しかったなぁ」という気持ちをたくさん味わってください。
悲しい出来事の場合は
「悲しかったなぁ」という気持ちをです。
もしも、思い出すのも苦しく、とても辛い出来事でしたら、
これからご紹介する2つの方法を試してみてください。
1つ目は、
「白黒にして思い出す」
です。
カラーで思い出すとリアルすぎて目を背けたくなるので
白黒の映像に変換してみてください。
少し現実感の無い状態にしながら思い出すと
だいぶ楽に向き合えるようになります。
2つ目の方法は、
「新聞記事のようにして思い出す」
です。
例えば、見出しが「きのまる、門限を守らず母親と喧嘩」、
内容は「1988年某日。れんげ畑であそんでいたきのまるは
遊びに夢中になるあまり(中略)あまりに約束を守らないことに
腹を立てた母親は『今日は夕飯無し!もう寝なさい!』と泣いた」。
こんなふうに、まるで他人事のようにして思い出すことによって、
「あぁ、それは切ない出来事だねぇ」と、その辛さに対して
ちょっと離れたところから向き合うことが出来るのです。
「辛かった」という気持ちを何度か感じることで受け止めて
心の要求が充分に満たされた時、その思い出は
「ただの想い出」となり、思い出すことが平気になります。
思い出さないように、思い出さないように、と
頑張っても、そのとき感じた様々な気持ちは
消えずに心の中にずっと残ってしまいます。
そして、いつまで経っても何度も思い出し
その度に嫌な気持ちになってしまいますので
思い出した時はチャンス!
しっかりと受け止めてあげましょう。
あなたの心の中に残った感情のカケラが
綺麗に消化されて、早くさっぱりできますように♪
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