あなたに届け!今日の気づき
みんな素敵な井の中の蛙
キムキム
井の中の蛙 大海を知らず
されどその深さを知る
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自分より知識も経験も深い人と出会ったとき、
逆に、自分より経験を重ねているはずなのに、
全く意識に広がりを感じない人に出会ったとき、
私はしばしばこのことわざの1行目を思うことが
ありました。
そんなマイナスの気持ちを払拭するきっかけと
なったのが、後に続く2行目を知ったときです。
誰だって、今より知識も常識も、
つけられるものならつけたいもの。
いろいろなところへ行って、
見聞を広げられるものなら広げたいもの。
でも、あらゆる知識を身に着けるのも、
あらゆる場所を知っておくのも、
時間的にも物理的にも限界があります。
そういう意味で考えてみれば、
ほとんどの人がある部分で
「井の中の蛙」になるのではないでしょうか。
もし私が誰かに対して、
この人は自分の「井戸」しか知らないな、
と思ったとしても、
私が「海」だと思っている所は
別の人からみると「井戸」でしかないかもしれません。
だから、話が通じにくいなぁという相手がいたとしても、
それはお互いの「井戸」を知らないから発生する
すれ違いであって、決して相手が、もしくは自分が
劣っているとか視野が狭いから、というわけではないのです。
そしてその「井戸」は、
それを持っている人だけが飲める水であふれていて、
深く掘り下げていくことで、
誰もがその「井戸」のプロフェッショナルになれる
可能性を持っているのです。
掘っていくことで湧き出す水は、
芸能に関することかもしれないし、
心に関することかもしれないし、
経験に関することかもしれないし・・・などなど、
人それぞれです。
そう思ってから、
おごることなく人に接することができるようになり、
私ってまだまだだなぁ・・・と
ちょっと自分に後悔することがあったのも、
今の私だって全然ダメなわけではないんだ、
と思えるようになりました。
だから、みなさんも。
ここでちょっと立ち止まって、
自分の「井戸」に目を向けてみませんか?
自分が手の届く範囲でただ生活しているだけでも、
他の井戸から来た人にとっては必ずプロフェッショナルに
思える一面を誰もが持っています。
実はみんなそれぞれが、すごい人なんですから。
みんなが豊かな水で潤う井戸を
持ち続けていられますように。
**補足**
「井の中の蛙・・・」の出典は荘子。
その後に続くとされている2行目は
後の人につけられたもの。詳細は不明です。
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