ココロ・実験・トライアル

「落ち込んだときは、柳の木になれ」って?

三 美猫

 父「太く、まっすぐ、そして、強く生きていくんだぞ!」
 
 息子「うん!わかったよ!父ちゃん!」
 
 ■
 
 艱難辛苦を乗り越えた親子が、夕日にむかい、
 
 涙ながらに誓い合っている図。
 
 こんなシーン、テレビとか、小説とか・・とにかく、人生の
 
 どこかで見たことがあるはず。
 
 ■
 
 ま。いいですわな。
 
 「太く、まっすぐ、そして強く」っての。
 
 今後、この息子に、ありとあらゆる苦しみが、悲しみが
 
 ふりかかってきても、きっと、大丈夫なんだろうなぁ!
 
 って思える、爽快感とか、期待感とかがあって・・・!
 
 ■
 
 なーんて、思いません。わたくし!
 
 ニンゲン、そもそも「弱いモノ」なんです。
 
 そーんなに簡単に「太く・まっすぐ・強く」なんて、無理です。
 
 はい。
 
 ■
 
 でも、「強くは生きられませんーー#」って言ってしまっては
 
 元も子もなく。うん。
 
 ■
 
 じゃ、どーすりゃいいのさぁ!?
 
 ■
 
 こうすればいいのです。
 
 「落ち込んだときは 柳の木になれ!」

┌───────────────────────
■ 実践編
 ~「するり♪」と落とそう 積もった「雪」は!
└───────────────────────
  
 「太くて強い木ってのは、折れてしまうんですね。
 
  雪が積もると」
  
 ■
  
 五木寛之の「不安の力」に、かようなコトが書いて
 
 あった。
 
 「だから、柳の木なんてのは、案外強い。
 
  雪なんて、積もらないから。あのふわっとした枝には」
 
 と。
  
 ■
 
 雪ってのを、ストレスとか、不安とか、そういう
 
 もの置き換えるとよくわかりますよね。
 
 ■
 
 「強くあらねば!」と真正面ド真ん中で、
 
 「雪=ストレス」を受け止めてしまえば・・・。
 
 そりゃ、折れる。
 
 「限界積載能力」っての、トラックにもあるが、
 
 樹木にもあるんだ。
 
 そして、もちろんニンゲンにも。
 
 ■
 
 「太く・まっすぐ・強い枝」 を持つに越したことは
 
 ないだろう。
 
 でもね。でもね。
 
 いつもそんな状態じゃあ、折れてしまいます。
 
 ある日突然、「ポキン」とね。
 
 だから、柳の木なんです。
 
 ■
 
 柳の木。かよわい少女のようなたたずまい。
 
 吹けば そよと風に遊ぶあの細い枝。
 
 その枝に「雪」がつもれば・・・
 
 「雪の重みを感じて」⇒「枝がうなだれる」
 
 そうすることで・・・・
 
 ■
 
 「するり♪」と落ちてしまうのですよ。
 
 「雪」がね♪
 
  
┌────────────────────────
■ 検証結果
 ~「落ち込むべきとき」はキチンと落ち込ましょ♪
└────────────────────────

 「『ストレス下では、柳となれ』!?
  
   ま~た、抽象的なことを言いやがって~!」
   
 ■
 
 と、お怒りのみなさん。
 
 いつものことながらすいません^^;
 
 ■
 
 要は、こういうことなんです。
 
 ■
 
 ストレスや不安は、人生につきもの。
 
 でも、それを無理に抱えたり、跳ね返そうと
  
 ガムシャラに努力すれば良いというものではない。
 
 ====
  
 時には、そのストレスにじっくり身を置いて
  
 落ちこむところまで、とことん落ち込んでみる。
  
 自分のカラダに、ココロに積もった ストレスを、
  
 頭を垂れて、じっくり感じてみる。
 
 ===
  
 そうしたら・・
 
 ===
  
 柳の木が枝に積もった雪を、自然と落とすように
  
 ストレスや不安も、するり、と落ちるときが来るから。
 
 ■

 「プラス思考じゃあ~!」で、ストレスや不安を
 
 封印するってのは、その「重み」を感じることを
 
 無視すること。
 
 無視してきた「重み」はいつか、どんなに太い枝
 
 でも、ポキンと、いっちゃいます。
 

 だから、わたしは、「落ち込むべきとき」は
 
 「キチンと落ち込む」ようにしているのですよ。
 

 なんだかんだで、かなりの「雪」が積もっていた
 
 一ヶ月くらいまえ。
 
 「今日、休みます!」
 
 と、会社に電話して、一日、布団かぶって、寝てました。
 
 ええ。もう、みごとなくらいのひきこもりよう。
 
 トイレ以外は、一歩も布団の外に出ないの。
 
 ごはんも「手が伸ばせる範囲にある」 スナック菓子とか
 
 ですませちゃう。
 
 そして、ひたすら・・・
 
 「あああああああ なんだか、ウツだわあああああ
 
   どおおしたらいいのかしらああああ」
   
 って一日、悶々としていたの。
 
 ■
 
 そしたら・・
 
 その一日だけで、
 
 「おしっ!雪下ろし完璧!明日から元気全開!」
 
 ってワケにはいきませんでしたが・・・。
 
 あきらかに、「雪おろし前」と「後」では、違って
 
 きてるんですねぇ、
 
 「少しであるが、かなり前向きに」感っていうんですか?
 
 これが、また不思議なことに、ねぇ・・・。
 
 ■
 
 「落ちんだときは、柳の木」。
 
 ときには、きちんと落ち込んでみる・・っての、
 
 案外、どうして、効果あり!ですから!




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