あなたに届け!今日の気づき

そこにいるけどいないこと

キムキム

 いつもいつもほしいもの
 自分が「そこにいる」という感覚

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 私は親の仕事の関係で
 ほぼ毎年のように転校しました。
 
 
 転校直後でよく困ったのが、
 好きなもの同士でお弁当を食べなさいとか
 班を組みなさい、と言われたとき。
 
 
 幸いにも大抵は、
 気を遣ってくれる子がいたのですが、
 全く無関心、と言うこともたまにあって、
 その場合は自分の席の一番近くに集まっている
 グループに声をかけて仲間に入れてもらっていました。
 
 
 いずれの場合も、仲間に入っても話の内容は
 身内ネタばかりでさっぱり分からず。
 でも、独りになるのはいやだから、
 なるべく愛想よく聞いている。
 そんな感じでした。
 
 
 もちろん、その場に慣れてきたら、
 楽しく話ができるようになるのですが、
 そんな経験を通して、
 こどもながらに決意したことがありました。
 
 
 私のまわりには独りぼっちの人を
 つくらないようにしよう、と。
 
 
 それは、見るからに独りの人だけでなく、
 たとえ仲間と一緒でも、
 全然会話に参加できなかったり、
 その内容が分らなかったりして
 ただいるだけになっている人を
 つくらないようにしよう、ということです。
 
 
 人はとても不器用だから、
 ひとつのことに集中すると
 周りに目を配れなくなることがあります。
 
 
 そして、人はとても寂しがりやだから、
 誰かに自分を思ってほしいと
 願っているところがあります。
 
 
 目の前の相手との話しに夢中になって、
 そばにいる人の存在を放っておくことは
 ありませんか?
 
 
 気の合う相手ばかりを重視して、
 周りにいる人たちへの意識が
 欠けていることはありませんか?
 
 
 なんで自分はここにいるんだろう。
 そう思った経験は、誰にでもあるはず。
 
 
 でも、知らないうちにその感覚を、
 誰かに抱かせていることも、
 きっと誰にでもあるはずなのです。
 
 
 もしも自分が話の中心にいるならば、
 必ずしも全員と話はしなくてもいいから、
 その場にいる人たちと、
 しっかり視線だけでも合わせてみる。
 
 
 それだけでも、
 あなたが回りに気を配っていること、
 みんなの存在を認めていることが伝わって
 相手をほっとさせます。
 
 
 そしてもしも、
 いつも話を聞くばかりで、
 所在無く思う自分ならば、
 うつむかずに頑張って、
 話す相手を見つめてみましょう。
 
 
 あなたの話を聞いているよ。
 私はあなたの存在を認めているよ。
 そんな、気持ちを込めて。
 
 
 基本的に人は、
 受けた好意は返したいと思うものだから。
 
 
 そうするうちにお互いに、
 「そこにいるけどいないひと」には
 しないようになるのではないでしょうか。
 
 
 今日、言葉を交わした人のリスト。
 今日、目を合わせた人のリスト。
 
 
 そういうものをたまに書いてみるのも
 いいかもしれません。
 
 
 いつも一緒にいるのが当然の相手を、
 他の人とのつながりを作るのに夢中になって
 ほったらかしにしてしまった事に気付いたり、
 これまでほとんど話せなかった相手と
 ちょっとずつ話せるようになっている自分に
 気付いたり。
 
 今度はもっと誰かと話せるようになろうと
 頑張る目標ができるかもしれません。
 
 
 
 
 そんな自分の存在を、
 小さな頃からずっとずっと、
 訴え、探し続けてきた人がいます。
 
 
 それが、さぱりメント初代ライターを
 つとめていた”きりん”さん。
 
 
 過去のメルマガの文面からは
 想像もつかない壮絶な29年間を送られています。
 
 
 自らの経験を、さぱりメントの書籍でも語り、
 今回、その自叙伝がハードカバーで出版社から
 発行されることとなりました。
  
 
 わたしはここにいるんだよ、と
 頑張って、頑張って。
 
 
 ごまかすことなく語ったその過去は、
 本名で発行されていることからも感じ取れます。
 
 
 今回はその本を紹介しています。
 よかったら、読んでみてくださいね。
 

 ┌──────────────────────
 ■ さぱりメントライターNEWS!
   ~ 第1期ライター”きりん”さんが
     自叙伝を出版されました ~
 └──────────────────────
 

母の死、大検、自傷、セックス依存、結婚……。


さぱりメント第1期ライター”きりん”さんの
著書にはそんな言葉が並んだ帯が付いています。


読み始めると、それ以上の展開が、
次から次へと出てきます。


世の中には、いろんな悩みや苦しみを持って
生きている人がたくさんいる。


それは一般常識のように、
分っている”つもり”でしたが、
結局、”つもり”でしかなかったのだと
思わせられた作品でした。


人が感動する瞬間。
 それは、偽りのない真実をそこに感じ取ったとき。


この本には、きりんさんの、
ともすれば目を背けたくなるような
「本当」がたくさん織り込まれています。


そして。


どんなにどんなに苦しくても、
光が差す日がくることを、
自らの体験を臆することなく語ることで
私たちに実感させてくれています。


”ソコニハ イバショガ アリマスカ?”


幼いころから自分の居場所を探し続けて、
さまよい続けたきりんさんが、
揺るがぬ光を見つけるまでの軌跡を
ぜひ、ご覧ください。


 「トビラノムコウ」 山下康代

cover




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