心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう

許す勇気、生きる力

ひまわりちほりん

憎しみは強烈な感情だ。

こんなものに支配されていて、実りある人生を送り、
日々を楽しむことができるだろうか?


ぼくならそんなもの、人生とはよばない。

デイヴ・ペルザー著「許す勇気、生きる力」(青山出版社)より。

cover

知人たちにあいさつをしたけれど、
無視された。

子ども同士がお友達なのにと、困った。

だけど理由はわからないが、
原因は私にあるのだろうとわかっていた。


相手は悪くない。
私の間違いを、『無視する』という行為で教えてくれているんだ。

だから、憎まないようにしよう。


それでもね、
何度も何度も無視されたときの情景が頭に浮かぶの。


「こんにちは」と2回言ったのに振り向かない、
力の入った全身の後姿。

私がいないかのようにふるまう、
緊張した空気。

思い出すたび、
「こんなことが起きちゃって、シアワセだなあ」とか、
「無視されて、ツイテルね」
と自分に言う。

でもその一方で、
「子どものいじめは許せなくても、
母親同士はいじめるなんて最低だ」とか、
「私は親として、大人のいじめには加わらないぞ」などと、
恨み節も出ちゃう。


私はどこに行っても、孤立する。

それは私の中に、
「私は誰からも好かれない」とか、
「私はいつも嫌われる」という確信のような思いがあるからだ。


だからちょっと声をかけても会話がはずまないと、
「やっぱり私は、つまらない人間だって思われたんだ」と思う。

先日は話をしたのに、
今日は挨拶してもいやそうな顔をされると、
「やっぱり私は好かれないんだ」と思う。


そう、
何をしてもいつも『やっぱり嫌われている』
『やっぱり、私は好かれなくて当然の人間なんだ』
と思うのだ。

どんな小さな相手の表情からでも、
『やっぱり私は、嫌われるようなつまらない、価値のない人間なんだ』
という”私の確信”を深めていくのだ。


相手を憎まないと思う一方で、
『私は嫌われて当然の人間』という意識を毎日、自分に上塗りしている!!


本当に憎むべきは、
『私は嫌われて当然の人間』と常に思ってしまう自分自身だったんだね!


無視されたときのことを、わざと何度も思い出そう。

そして自分に言い返すのだ。
「私は嫌われて当然じゃない」と。

「私は、自分で自分を尊敬してもいい、価値のある人間だ」と。

他人から嫌われて当然と思ってしまう自分がいるから、
他人から嫌われるのだ。

自分には何の魅力もないと、自分を否定する自分がいるから、
他人から拒否されるのだ。


なぜ、私は無視されて当然なんだろう?

当然と思っちゃう自分にそう問いかけて、
「自分で自分を否定する、傷ついている私」の本当の悲しみを、
私が私を理解してあげよう。




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