ココロ・実験・トライアル

他人ことはわかるのに・・・

三 美猫

   「あああああまた課長と喧嘩してしまったぁあああ!
    最近、わたし、どーしたのかしら??
    そんなこんなで、シゴトがさっぱりすすまないの~~!」」
     
   「ちょっと~~~、疲れてるんじゃない??
    最近、ずっと、日付変更線超過コース!だったでしょ?
    肌も荒れるが、ココロも荒れる!
    も、休め、休め!休んじまえ!
    だいじょーぶだ!シゴトは、アイツ(←課長)に任せてちまえば
    いーだろが!」
    
   「そうね・・そうするわ、私、確かに、、ちょっと疲れてる感じ。
    そお~よね!課長ってったって、最近は、”プレイング・マネージャー”
    ってんで、”管理もするがぁ、シゴトもします”ってのが流行なんでしょ。
    よし、アイツ(←課長)に押し付けて、明日は、休もう!
    ウン!休もう!」
    
    
   ■
    はい。
    
    オフィスの、女子トイレとか、給湯室とかで かわされる会話ですね。
    
    コワイ。コワイですね~~!
    
    ちなみに、
    
    愚痴をこぼしているのがあなたの友人。アドバイスをしているのがアナタ。
    
    気になるのは・・・大量のシゴトを明日、押し付けられるであろう「課長」
    
    なんですが・・・ま、それは今回は置いといて。
    
    ■
   
    今日のテーマは、
    
    「他人のことならわかるのに。自分のことはわからない」
    
    です。
    
    ■
    
    そう。ほんとに、
    
    他人のことって、冒頭のように、わかるのですよね。
    
    「疲れてるから、休め」と、アドバイスができる。
    
    ■
    
    しかーし、しかし、ですよ。
    
    さっぱりワカラナく、なりません??いざ自分のことになると!
    
    
    「ああああもおおおアイツ(←上司)頭にくる~~~
      きいいいいい~~」
      
     って感情だけが先にたってしまい、じゃあ、今どういう状態だから、
     
    どうしたらいい・・てのが、さっぱりわからん。
     
    わからんから、
     
    「アイツ(←上司)が嫌いだ。アイツ(←しつこいようですが、上司)
     が悪い。アイツが・・・ぶつぶつ」
      
    と、堂々巡りになり・・・
     
    「うっぎゃああもおおおこーんなーー会社、辞めてやるうう」
     
    と、辞表を書いたり、してみたり、する、と。
     (↑ちなみに、実話です。ええ。私自身の^^;ええ。ええ。)
     
     ■
     
    「他人のことならわかるのに、自分のこととなると、さっぱり
     
     わからない。コレいかに?」
      
   
     それは・・・
    
     「他者」であれば、その存在を「客観的」に見ることができるから。
     
     と、思うのですよ。
     
     ■
    
     ちゅーのもですね、
    
     「他者」であれば、「背景」が見えるンですよね。
    
     その人の「悩み」だけではなく、その人を取り巻く「背景」ってーのが。
    
     「背景」と「悩み」を同時に俯瞰して見ることができる。
    
     だから、「悩み」のみに とらわれることなく、客観的なアドバイス
    
     ができる・・・のではないか、と、はい。
    
  
     ■

    とーころが、ところが、「自分」のコトとなると、
    
    「置かれている背景」ってのが、なかなか見えない。見えてこない。
    
    見えないから「悩み」のみに焦点があたってしまい・・・・・、
    
    「うっき~~辞表ぢゃ、辞表書いてやる~~」となる。
    
    ■
    
    そこで、わたしは、考えた。
    
    「自分の背景を含めて、自分を冷静に、かつ客観的に見る
    
     方法はないのだろうか・・」
     
    と。
    
┌────────────────────────
■ 実践編
 ~「私の肩には妖精が!」
└────────────────────────
  
   ありました!
    
  「結局は出さなかったけど、何パターンも辞表を書いちゃい
    
   ました。てへ」(←軽く、自慢モードなのは・・なぜ?)
   
   という、私がピンっ!ときた
   
   「自分を客観的にみつめて冷静になる方法」。
   
   
   ■
   
   それはですね・・・
   
   「私の肩には妖精が!」
   
   です!!!
   
   
   ■
   
   「いつも、まぁ、ワケわからないことを・・」
   
   と、お嘆きのみなさん・・・。
   
   安心してください!わたしの担当も今月で終りですから!
   
   
   ■
   
   オリジナルは「肩にいつもツッコミ小人」。
   
   中村うさぎさんが、週刊誌のエッセイでおっしゃっていた
   
   方法なんですね。
   
   「自分を客観的に観られないオンナは痛い。
   
    だから、肩にいつもツッコミ小人を乗せておこう!」
    
   という「方法」。
   
   ■
  
   
   中村うさぎさんの「肩の上のツッコミ小人」は、
   
   うさぎさんに対して、
   
   「アンタ・・今のそれ、ものすごく、痛いよ・・女として・・」
   
   とか
   
   「アンタ・・今、ものすごくウカれてるだろ?でも、それ、明日
   
    になったら、すんごく後悔すると思うよ・・・」
    
   とか、常に「客観的な立場」から自分にツッコミをいれてくれる
   
   らしい。
   
   ■
   
   「んじゃあ、私は”妖精”でいくわー。ピーター・パンの
   
    ティンカー・ベルみたいな?みたいな~~!?」
    
   ■
   
   で。「私の肩には妖精が!」です。
   
   ■
   
   一所懸命、書いた企画書。
   
   「なに?これ、通りいっぺんの理論をたーだ
   
    並べただけでしょ?ダメーやりなおしー」
    
    
    
   「え?どーゆことですか?通りいっぺんって、
   
    具体的にどこをど~~ー通りいっぺんか?
    
    今、ここで、すぐに、説明してくださーーーい!」
    
   ■
   
    ほぼ徹夜で仕上げた企画書に難癖つける上司を前にして
    
    キレかけているわたし。
    
    そのとき、妖精が、そっと、耳元でつぶやいた。
    
    
  
   「ちょっと待って。怒る前に考えて。
   
    課長の言うように、たしかに、コレ、どこかで見たこと
    
    ある企画書よね?切羽つまって、明日までに!っていうのが
    
    あるから、急場しのぎで、どっかからとってきた・・ってのが
    
    事実ではないの?どうなの?え?どうなのよ?そこんとこ
    
    どーなのよ~~!?」
    
    
    ♪妖精よ・・わたしの肩の妖精よ♪アナタの見解、間違いない♪
    
    たしかに、切羽つまってた♪たしかに、パクって急場をしのいだ♪
    
    ああ、ああ、妖精、妖精、妖精さん、わたしの肩の妖精さん♪
    
    あなたは、なんて 客観的♪
    
    なんて、なんて、冷静なの~~♪おうおうおう~♪おうおう♪
    
   
    
  
┌────────────────────────
■ 検証結果
 ~「さすが!ウチのティンカー・ベル」
└────────────────────────
  
    妖精は、わたしであって、わたしではない。
    
    わたしの肩に乗ってるけど、わたしではない。
    
    だからわたしを客観的に観られるのだ。
    
    ■
    
    「ムカっーー#」って怒ったとき
    
    「うううう;;」って泣きたいとき
    
    「へへん~~」って自慢に思ったとき、
    
    
    「意識」をちょっとだけ「肩の妖精」に移して
    
    自分を「外側」から見てみる。
    
    そしたら・・・
    
    ■
    
    「あちゃあ~~こりゃ、私の方が悪いわ!」
    
    「いや・・別に泣くほどのこたぁ~ないか」」
    
    「いや~~ん。実は、ハズカシイ!」
    
    とか・・
    
    「気付き」が生まれるんだなぁ・・・。うんうん。
    
    
    ■
    
    「・・・って、アンタ、自分の文章に気持ちよく
    
     酔ってるかもしれないけど。
    
     『肩に妖精乗せてます!』って公言しちゃったら
     
     『ちょっと、アブナイ・・?』って思われかもしれない。
     
     だから、『気をつけた方がいいかもよ~っ』て、アドバイス、
     
     ちゃんと書いたの!?」
     
     
    あ。そうだった・・・
    
    そーいうことですので、皆さん、「肩の妖精」と
    
    お話する際は、くれぐれも、ココロの中でお願いします。
    
    ・・・。
    
    いや、さすが、ウチのティンカー・ベルだねぇ!




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