みんなのOUCHI
バクが食う話
やまぎし・のら
昨夜眠る前、2歳の娘とのたわいもない会話。
「ももちゃん大好きだよー」
「はい」
「ももちゃん生まれてくれてありがとね」
「はいー」
「ココのおうちに来てくれてありがとね」
「はいー」
ここでふと、昨今ちまたではやりの前世とやらを思い出す。
一昔前「子どもは親を選べない」は、よく聞いたフレーズだけど、
「子供は自ら親を選んで生まれてくる」というのが、最近のその筋?の通説らしい。
そこで、聞いてみた。
「ももはここのおうちに来たかったの?」
「はい~」
ふむふむ、そうでなきゃ^^。
「へーそうなんだ。ありがとねー。ほかのおうちじゃだめだったの?」
「はい~」
そうだろそうだろ。いい子じゃいい子じゃ^^。
まあ、「はい~」なんて、
一番あてにならないのだけど・・・。
我が家をわざわざ選んでやって来たなんぞと、うそでも言われれば、気分の悪い親などいない。
とても心地良いお返事に調子に乗って、さらに質問を重ねた。
「じゃあさー、ももはさ、誰かに会いたくてうちに来たの?」
「はい~」
「へ~、じゃあ、誰に会いたくて来てくれたの?」
「・・・」 しばらく無言。
そうよね~、答えるわけないっか、最近「にいやんのお嫁さんになりたい!」とか言ってたから、その
線かとおもったけど・・・とか何とか思いかけた瞬間、
「・・・セン・セー・・・」
と聞き取りにくいつぶやき。
「ん?・・なんて?」
「センセー」
「先生?もも、先生って言ったの?」
「はい~」
え、予想外の回答。
「ミミせんせい?」
たまにお世話になる保育士さんに負けたのかな~少しがっかり。
そうか、そんなオチか~なんて思っていたら、
「ミミ先生じゃない!!」
いきなり、はっきりした声張り上げたから、ちょっとびっくり。
「え?え?先生って?」
「キキちゃんママ先生!!」
え?あ~、そう・・・。そう来たか!
キキちゃんママというのは、にいやんのお絵かき教室の先生で私の友人。キキちゃんママなんて変な名
前の由来は、単に、「キキ」というプードルちゃんの飼い主だから・・・。
毎週顔を合わしてやさしく接してもらっているけれど、私としては、予想外の展開だった。
へ~、へ~、
そういえば、感性豊かな私の友人は、「ももちゃんは、最初から初めて会った気がしなくて不思議なん
だよね~」ってよく言ってたっけ。
「目がね、どこかで見たことある目なんだよ」だって。
へ~へ~、
何か面白い。
そんなことがあったら面白いな~なんて。
どこかで、今じゃないどこかで、出会ってたとしたら・・・。
勝手に想像膨らますと面白い。
もしかして、今、ここで出会ってる、だれかと誰かが、ホントと昔からの知り合いだったとしたら・・
・。
もしかして、今、自分の子どもが、あるとき、自分の親だったことがあったとしたなら・・・。
いったい、どんな親子関係だったのだろう?
ももをマジマジ見つめてみる。
「ねえ、もも、ももって、ママのおかあさんだったことある?」
ふざけて、そんなこと聞いてみた。
何て答えたと思う?
「ももは~、ママのお母さんでしゅぅ~」
・・・だって^^。
そんなこんなしてたら、あっという間に眠り姫。
私のおふざけも、ここでおしまい。
そして今、コラム打ちながら、もう一度聞いてみた。
「誰に会いに来たの?」
答えは・・・
「ミミせんせー!!」 だって。ちゃんちゃん^^。

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