心の奥底から湧き上がってきた言葉で、自分を見つめよう
子どものための哲学対話
ひまわりちほりん
「(前略)根が明るいっていうのはね、
なぜだか、根本的に、自分自身で満ちたりているってことなんだ。
なんにも意味のあることをしていなくても、
ほかのだれにも認めてもらわなくても、
ただ存在しているだけで満ちたりているってことなんだよ。
それが上品ってことでもあるんだ。
(後略)」
最近、子どもたちのいじめによる自殺が相次いでいる。
暴力も恐ろしいが、
言葉によるいじめも心に深い深い傷を作る。
私の息子と娘は小学生だが、
友だちをけとばす女の子や下級生に「死んじまえ」と言う男の子もいると聞き、
とてもとても驚いた。
保護者同士で話をするときに、
子どもたちの言葉遣いの悪さの話がよく出てくる。
わが息子も、
「うざい」「くそババア」などと言うので(恥)、
私自身ももっとていねいな言葉、
あたたかな気持ちで話す言葉を使わなければと思った。
言葉や気持ちには、
普段自分が考えていることが、隠そうとてしても出てしまう。
自分が自分を好きかどうか、
自分で自分を認められるかどうか、
そんなことから生き方や思考は成り立っているからだ。
自分で自分のよいところをいくつ認められますか?
毎日自分ががんばっていることを、
よくやっていると自分に言ってあげられますか?
自分で自分に、
よくやったね、がんばったねとほめてあげないと、
家族や他人に優しい言葉はかけてあげられない。
まず自分から。
まず自分からほめてあげよう。
じゃあ昨日の私には、こうほめてみよう。
息子のサッカー交流戦の合間に、周辺を2週マラソンした。
(よくがんばったね!)
親子ボーリング大会の表彰式で、明るい調子で司会ができた。
(よくやったね!)
夕食に出したゆでブロッコリーを娘が気に入り、
もっと食べたいと言ったので、
食事中にもう一つ大きなブロコッリーをゆでてあげた。
(家族のためによくやったね!)
夜の寒い玄関で、石油ストーブに灯油を入れた。
(うわ~、親としての責任をちゃんと果たして立派だったね!)
自分のことをほめられると(自分がほめたんだけど)、
うれしい気持ちになる。
心があったまってくる。
小さなことでも認められると(自分が認めたんだけど)、
満ち足りた気持ちになってくる。
そして誰かに私を認めて!と強制しなくてもすむ!!
あなたには、自分で自分を認めてもいい価値がある。
あなたは、自分で自分をほめていい。
なぜなら、あなたには生きる価値があるからだ。
(すぎた ちよこ)じかん ||次へ→
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