ジンジンしびれる☆こころのウラワザ
十人十色
こうちゃんパパ
爽やかな秋の1日、ランチタイム!
ここはホテルの個室レストラン。
同期入社の女性3人、気の合う仲間の集まりです。
私はその部屋の担当ウェイター、今日は会席料理のサービスです。
先付け、前菜、吸い物(蛤の澄まし汁)、
お造り(お刺身の盛り合わせ)、そして煮物、焼き物、揚げ物、
さらに留め椀(白味噌仕立て)、ご飯、香の物、水菓子の順に
サービスしていきます。
さすがに女性3人集まりますと、彼のこと・旅のこと・趣味のこと・・
お話は尽きる事がないようです。
ここで、「食べ物の好み」以外に、「もうひとつの好み」が見え隠れします。
何だと思いますか?
食べ終わった空いた器(うつわ)の、下げて欲しいタイミングです。
A子さんは、1品1品食べ終わった順に器(うつわ)を下げて欲しい
タイプです。
お膳の上には1品のみ、器の色や感触も味わっているようです。
B子さんは、2~3品食べ終わってから、器を下げて欲しいタイプです。
たびたびウェイターに器を下げられるのは、なにか落ち着かないようです。
C子さんは、空いた器はそのままにしておいて欲しいタイプです。
コースを全部食べ終えて、空いた器を改めて眺め、
満足感に浸るのでしょうか?
三人三様、十人十色です。
2~3品食事が進んだあたりで、ウェイターの私は
お一人お一人にお伺いします。
たとえ器の上に何もなくてもお伺いします。
「お下げするものはございますか?」
Aさんは「お願いします」と答えます。
BさんとCさんは器が空いていても、「いえ、まだ結構です」と答えます。
それからは、Aさんには1品ごとに器を差し替えます。
BさんとCさんには2~3品ごとにお声をおかけして、
器を下げるタイミングの好みを判断していきます。
まぁこうやって少しづつお客様のお好みをキャッチしながら
サービスをしていくわけです。
基本は十人十色のお客様の、
「個性や好み(ニーズ)」を大切に扱う姿勢です。
このことは、私達の人間関係においても十分応用できそうです。
彼氏のこと、上司のこと、両親兄弟のこと・・・。
三人三様、十人十色、
その十人十色の中にあなたも私も・・彼も、上司もいます。
みんなそれぞれの個性を持っています。好みを持っています。
誰もが、「自分の個性や好みを大切に扱って欲しい」と望んでいます。
自分も望み、あなたも望み、彼もそうして欲しいと望んでいるわけです。
誰もが望むニーズなのです。
と、いうことで、
彼の望んでいる通り、
彼の個性や好みを大切に扱って差し上げて下さい。
上司やご家族に対してもまたしかりですね!
これができるようになると、
人間関係はよりスムーズに温かいものになるに違いありません。
人間関係をよりよくしていく一つのコツ・・、
ウェイターの仕事を通してそんな事を考えてみました。
おしまい
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