繋がる!あったかコミュニケーション

人の話を「聞く」または「聴く」

かおりん

 さて、前回は、相手の目(鼻)を見ることで、相手と向き合い、
 相手に関心を持っているということが伝わりやすい、と書きました。

 今日はそこから、もう少し、人とつながるために、
 「聴く」ということをテーマにお伝えしていきます!


 人の話を「聞く」または「聴く」。

 字の作りを見るとわかるように、
 「聞く」の方は耳だけで聞いていて、
 「聴く」の方は、心も一緒に傾けて聴いている感じがします。


 「聞く」のでしたら、背中越しの会話でも、
 相手の話を聞くことができますよね。

 
 あなたは、日常生活の中で、大切な人と、
 背中越しの「聞く」で、会話をしていませんか?

例えば、夕食の準備をしているお母さんとお子さん。
 お子さんは、お母さんに話を聞いてもらいたくて話しかけます。
 もちろんお母さんも話は聞いてあげたいって思っているから、
 準備をしながら、背中越しで会話します。
 
 忙しいと思うのです。夕食の準備だけじゃなくて、
 いろんな家事もあるし、仕事だってあるかもしれない。
 何かをやりながら、お子さんの話を聞くことになってしまうけど、
 それも仕方ないですよね・・・!?

 私の場合は、病院で、患者さんの検温をしている時、
 患者さんの話を、部屋の通路(ベッドの足側)から聞いていました。

 じっくり話をする時には、顔の近くまで行っていましたが、
 たくさんの患者さんを看ている時は、余裕がなく、
 時には記録の方を見ながら、背中や横顔で会話していたのでした。
 
 忙しかったから。

これが理由であり、言い訳でした。
 というよりも、気付いていなかった、というのが本心かもしれません。


 そんな時、ある心理カウンセラーのセミナーに参加し、
 「聴く」ということの大切さを学びました。
 例として、こんなお話をしてくださいました。

 「ある医師は、どんなに忙しくても、一人の患者さんの話を聴く時間が、
 例え1分間しかなくても、患者さんのベッドサイドに椅子を出し、
 上着を脱いで、椅子に座り、目線を同じにして、その1分間は、
 その患者さんの話を聴くためだけの時間として使っているのです・・・。」

 この話を聞いた時、かなりの衝撃でした。
 今まで、私は何をやっていたんだろうって。
 忙しいことは理由にならないんだ、ということに気付いたのでした。
 
 それから、仕事に対する姿勢、そして、
 患者さんへの接し方に変化が出てきました。
 話を「聞く」から、話を「聴く」ようになりました。

 もちろん仕事の忙しさは変わらないので、
 患者さんの話を聴く時間が十分に取れているとは思いません。

 でも、極端だけど、1分でも2分でもいいんだ、
 その限られた時間を、その患者さん一人と向き合ってみよう。
 そう思うようになったのです。
 
 患者さんにも変化があったのですが、 
 何より、私自身の気持ちが、楽しくなったのです。

 以前よりも、患者さんとのつながりを感じられるように
 なったからかもしれません。
 

◆話を「聴く」ときには・・・。

 目(鼻)だけじゃなくて、体も相手の方を向けます。

 体の向きって、本心が表れていたりします。

 顔だけ相手の方を向いていて、体は逃げたがっている、
 そんな自分に気付く時はありませんか?

 だから、「聴く」時には、意識的に、
 しっかりと体も相手に向けてみましょう♪


 目線の高さを合わせる。(上には無理だけど(笑)、
 下には合わせられます。)

 目線の高さを合わせるって、よく言われている当たり前のことだけど、
 改めて、意識してみてはどうでしょう。

 高さを合わせて、初めて気付くことがあるかもしれませんね。

 
 忙しいのはわかっています。
 だから、1分でもいいんです。

 あなたの大事な人の話を聴いてみませんか?


 相手がいつも私の話を聴いてくれないって思っていればいるほど、
 今日は、あなたが、大事な人の話を聴いてあげて下さいね♪


 今まで気付かなかった、あたたかいつながりを感じる、
 きっかけの一つになれば嬉しいです☆

◆今日のポイント

 あなたは、大切な人の話を、聞いていますか?
 それとも、聴いていますか?
 
 あたたかいつながりが感じられるのはどっちでしょう?


 1分でもいいんです。

 体の向きと、目線を、相手に合わせて、
 大切な人の何気ない話に、耳と心を傾けてみましょう♪




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