昨日よりちょっと元気になろう

心に住み着く他人の目

あづま

 「あぁ、今日も残業だ・・・何で私ばっかり・・・
  この仕事は、私ひとりでやらないといけないし、
  今日中に終わらせないと・・・」

 「家に帰れば、家事もしなきゃいけないし、
  女だから、キレイにしなきゃいけないし、
  おっと、旦那に辛気くさい顔を見せてはダメ・ダメ」

 こんにちは、あづま@恋愛セラピストです。
 もしかして、あんなひと、身近にいませんか?

 なんだか知らないけど「しなければいけない」が多い人。

 ひょっとして、あなたもそうですか?
 かつての私もそうでした。
 じゃ、仲間ですね。


 今日は「私は○○したい、なぜなら・・・」です。


◆「鵜呑み(うのみ)」して、心に住み着く他人の目

 私たちは、親や先生、社会から色々なことを教えられます。

 その多くは、~してはいけない、~しなければいけない
 という「禁止」の形になっています。

 「人に迷惑をかけてはいけない」
 「まじめに働かなければいけない」
 「無駄遣いをしてはいけない」
 「女はキレイにしなきゃいけない」
 「家は掃除してキレイにしなければいけない」


 そして私たちは、これを自分の言葉に置き換えずに、
 「鵜呑み」して、心に取り込んでしまうことがよくあります。


◆鵜呑みすると、何がいけないのか?

 自分の行動を縛るルールになってしまうのです。

 「無駄遣いをしてはいけない」

 これを鵜呑みしていると、お金を使うときはいつでも罪悪感が
 つきまとう感じになってしまいます。

 他人の基準、他人の言葉なので、どこまで無駄遣いを少なくすれ
 ばいいのか分からないのです。


◆自分の言葉で、こう言い換える。

 先ほどの、無駄遣いの件なら、

 「私は、無駄遣いをしたくない。
  なぜなら~」

 と言ってみます。すると頭がその次の文を付け足してくれます。
 たとえば、

 「本当に好きなものにお金を使いたいから」


 ポイントは、~したい、~したくない、~すると嬉しい、などの
 自分の欲求や感情を表す言葉にすることです。


◆言い換えると、こうなります。

 「(人は)人に迷惑をかけてはいけない」
  ↓
 「私は、 人に迷惑をかけたくない。
  なぜなら、(たとえば)その人の生活を大事にしたいから」

 「(人は)まじめに働かなければいけない」
  ↓
 「私は、 まじめに働きたい。
  なぜなら、お客さんが期待して待ってくれているから。」

 「女は、キレイにしなきゃいけない」
  ↓
 「私は、キレイにしていたい。
  なぜなら、それが元気の素になるから。嬉しいから。」

 「(人は)家を掃除してキレイにしなければいけない」
  ↓
 「私は、 家を掃除してキレイにしたい。
  なぜなら、主人が喜ぶから」


 私たちが「○○してはいけない」と言うとき、主語は「人」です。
 自分以外の人にも、その基準を押しつけるような言い方です。

 これは、とても高圧的で偉そうな感じですね。

 一方私たちが「○○したい、なぜなら~」と言うとき、主語は
 私です。自分の気持ちとしてそれをやりたいのです。


 上の例文を見て気づいたと思いますが、
 「○○したい、なぜなら~」の文を言うとき、


 あなたは、愛情の言葉を口にしている


 のです。


◆親や、先生や、社会が教えてくれたことの本質

 ○○しなければいけない、の形であなたが鵜呑みにしたルール。

 それは、他者を思いやった行動ができるための、
 愛情のある行動をするための、

 ルールだったのです。


 但し、もしも、あなたの心から出たことならば、

 「私は、 家を掃除してキレイにしたい
  なぜなら、主人が喜ぶから」

 疲れているときには、ご主人を喜ばせて嬉しい気持ちよりも、
 休んで疲れを取ることの方が優先すべきことになります。

 つまり、自分で限度が分かるのです。


 他人のルールの鵜呑みだと、
 どこまでも守らなければいけない感じがしてしまいます。


 だから、鵜呑みではなく、
 「私は○○したい、なぜなら・・・」の形で、
 自分の感情や欲求を表す言葉に替えましょう。

◆「私は○○したい、なぜなら・・・」の本当の効用

 さて、ここまでの記事が前置きだったと言ったら驚くでしょうか。

 実は、ここからがこの言い回しの本当の効用です。


 冒頭で書いた、この愚痴。言い換えてみます。


 「この仕事は、私ひとりでやらないといけないし、」
  ↓
 「私はこの仕事を、ひとりで全部やりたい。
  なぜなら・・・」

 「いや!やりたくない!!!」


 そうです。
 他人に助けを求めていいんです。
 でもなぜか、一人で抱え込んでいました。


 こんな不毛な状況の時には、
 「私は○○したい、なぜなら・・・」と言ってみると、

 やりたくない!(ばかばかしい!)

 が出てくるのです。


 自分の感情と欲求の言葉に替えることによって、

 やりたくないのに、
 「やらなければいけない」と思いこんでいたことが、
 手放せるのです。

◆今日のまとめ

 他人から言われて鵜呑みにしたルールには、
 「○○しなければいけない、○○してはいけない、○○すべき」
 が多い。

 それを「私は○○したい、なぜなら・・・」と言い換えよう。

 そのルールに意味があれば、
 あなたの愛情の言葉が出てきて、
 あなた自身の愛情、思いやりとして、
 やらされ感ではなく、今後は自発的に実践できます。

 そのルールに意味がなければ、
 やりたくない!が出てきて、
 既に不要になった無意味なルールを手放すことができます。




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