みんなのOUCHI

アンパンマン再考

うちのら

前に、アンパンマンのことを書いた憶えがある。

私たちは、時に
アンパンマンになることもあるし、
ばいきんまんになることだってある。

といった内容だったような・・・。


そんな記憶も薄れる中、
BSのおかげ?で毎日アンパンマンが見られるようになり、
日常化した丸顔を、またボーっと眺めていた。


そしたらね、
ドキンちゃんが熱出して倒れてるの。
熱出して、うんうんうなって苦しんでるの。

それを見つけたばいきんまんとホラーマン。
どうしたと思う?

大慌てよ。

すぐにベットに寝かせてね、
すぐに氷なんか持ってきて、
「何か食べる?食べられる??」
「何が欲しい?大丈夫??」って本当にやさしいの。

詳しくは忘れちゃったけど、
ホラーマンがね、
熱の下がる薬だか何かを取りに出かけたんだよ。
それも、
とっても危険な山あり谷あり、崖あり・・・みたいなとこ。

でもね必死でね、
「ドキンちゃん!待ってて、今助けるからねー!!」
って、どんな危険な目にあってもくじけないの。

それで、
薬だったか食べ物だったかをどうにか無事に手に入れて、
ドキンちゃんに届けるの。
ばいきんまんも心配してね。
それで、
ドキンちゃんは、無事元通り。

元気になったドキンちゃんは、
「ああ、早くしょくぱんマンさまに会いたい~」
とか何とか言ってたけど、
でも、ちゃんと二人に感謝してたよ。

って話。


それ見てたら、
「あれ?これ私たちじゃん、これが私たちじゃん!」って思ったんだー。

元々、アンパンマンが本来の私たちで、たまにばいきんまんになるんだ!なんて思っていたけど、

違うな~って。
そうじゃない!って思った。

だいたい、
私たちが、誰かのために必死になるのって、
それはやっぱり、親だったり子だったり友達だったり。仲間意識のなせる技だって気しない?

どんなに外の風が冷たくたって、
大切な子どもだったり友達だったら、ギューッと抱きしめて守れると思わない?
自分にとって大切だから、必要だから、
だから守れるとも言えるんだよね・・・。


理想をいえば、
アンパンマンみたく、
知らない誰かのためにも、
自分の顔をちぎって食べさせるくらいの技量を持ちたいと日々思うけど、
それを出来る人って、
私たちの中に一体何人いるだろう?

きっとそれが「無償の愛」っていうんだよね。

「無償の愛」・・・・う~ん。


どんなに駄目だ、嫌だ、悪者だ!って言われてるばいきんまんだってよ、
その仲間?のホラーマンにしてもよ。
仲間のためには出来るんだよね。
必死でね。
どんなことより、自分のことより必死でね。


誰にでも、
知らない人にも、植物にも、命があって心がある。
だから
あなたを助けます。あなたを愛します。
って、それが出来たら神様の域。

きっと広い世の中には、
そんな人も存在して、
それでもって、
身を投げうってでも、戦いの場でも、何処へでも行くんだろうな。


私はどうだろう?

ホラーマンに感動してた。
感動っていうほど大げさじゃないけど。
でも、
すごいなぁ。あったかいなぁ。って思った。


アンパンマンが普通なんじゃない。
私たちは、アンパンマンなんかじゃない。


子どもは知っている。
自分たちが何者か。
だから、
バイキンマンが好きなんだ。

大人は、どうだろう?


だからどうという結論もない。
ただ、そうなんだ。
ただ、そう思ったという話。
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