繋がる!あったかコミュニケーション

自分を許すって?

かおりん

 こんにちは!こころのナースかおりんです。


 前回は、「嫌いな人」をテーマにお伝えしました。

 私たちは、その人の嫌いなところと同じところを、
 自分自身の中に持っていることがあって、
 それを相手は、鏡のように映し出してくれている。

 そして、自分が同じものを持っていることを受け入れてない、
 または、そういう自分を嫌っているから、
 その人と関わるたびに、チクチクと刺激されるんだ、
 ということを書きました。

 対処法の一つとして、ふんわりフィルターを通して、
 相手を見ることで、嫌いな相手からも学びやすくなる、
 という方法をお伝えしたのですが・・・。


◆実は、もう一つお伝えしたい大事なことがあるのです。

 それが今日のテーマ、「自分を許す」ということです。


 相手の嫌いなところ、
 それが自分の中にもあることを、
 自分自身が認めていない、

 または、

 それを持っている自分自身を許していない・・・。


 だからこそ、余計に、相手のことが嫌いに感じたり、
 許せなかったりするのです。


 自分も相手と同じものを持っていることに「気付くこと」、
 そして、その自分を「許してあげること」が、
 とても大事になってきます。


 相手を許さなくてもいいんです。

 なかなか、嫌いな相手を「許せ」といっても、
 許せるものではありません。

 それができるなら、悩んだり、苦しんだり、
 してこなかったですよね。 

 もちろん相手を許せたら素敵ですが、
 いきなりそれを目指すのではなく、
 
 まずは、自分自身を許してあげるのです。


◆自分を許すって、どうすればいいの?


 これも、実際には、難しいですよね。

 そういう私も、自分自身を完全に許しているとは、
 いえない気がしていました。
 どんどん許しつつはあるのですが。

 だから、メルマガを読んでくださっている、
 あなたのためにも、これを書いている私自身のためにも、
 何か良い方法はないかなぁって、探してみました。


 昨年、読んで、とても感銘を受けた本、
 
 「ゆるすということ」(サンマーク出版)
  著者:ジェラルド・G・ジャンポルスキー

 これを読み返していたら、
 許すためのワークがいくつか紹介されていました。

 その中で、自分を許すワークがあったので、
 実際に私もやってみたのです。

 こういうワークは、体験してみること、
 とにかくやってみることが大切です。

 ただ読むだけではわからないし、
 変わらないんですよね。
 
  

◆「自分をゆるすワーク」

 本には、二人一組で、向き合って座り、
 一人が、自分自身について、許したいことを話し、

 聞く側は、相手を裁かないようにせいいっぱい努め、
 無条件の愛を表現する、と紹介されていました。


 そこで、私たちは、まず一人が、
 自分の許していないことを、とにかく思いつくだけ、
 言ってみることにしました。

 そして、相手は、その一つずつについて、
 言葉を繰り返し、最後に「許します」と、
 全てに許しを与えるようにしました。
 

 例えば、私が、

 「私の許せないところは、なかなか行動できないところ」

 というと、相手は、

 「なかなか行動できないかおりんを許します。」

 と伝えてくれるのです。

 
 自分の許せないところが出なくなるまで続けました。
 5分くらいだったでしょうか。
 もうちょっと長かったかもしれません。

 一人が終わると、役割を交替して、
 同じように行いました。

 そして、二人とも終わると、
 それぞれに気付いたことや、感想を話し合い、
 最後に、お互いに感謝とお礼を伝え合って、
 ワークの終了となりました。 

 
◆このワークで、私たちが気付いたこと、感じたこと。


 <自分の許したいことを話す側での気付き>

 許していないことなんて、あまりないと思っていたのに、
 言い始めるとどんどん出てきて、自分で驚いた。
 意識にはなくても、無意識で許していなかったのかも。

 普段なら言えない、自分自身の欠点を話すことができたのは、
 相手が、どんな自分でも、許してくれる、
 という前提、安心感があったからだと思う。

 実際に私は、後半になってやっと、
 心の奥にあった、大きな根っこの部分の、
 許せていなかったところが出てきた。

 「許します」と言われると、「許された」と感じた。

 自分で許せないところを話しながらも、
 「あっ、全部ダメなわけじゃないかも」なんて、
 欠点などを許し始めている自分がいた。

 
 <相手のことを許す側での気付き>

 「許します」と声に出して、相手に伝えることで、
 人を許す練習になっていると感じた。

 相手を許すということが、相手が映してくれている、
 自分自身の嫌いなところをも、
 許していることになっているんだと気付いた。

 言葉で「許します」と言いながら、
 心の中では、まだその部分は許せてないかも、
 という思いがあるときもあった。

 でも、全部を許せていないかもしれないけど、
 「許そう」という気持ちになった。


◆このワークを、友達や家族、パートナーと、
 実際にやってみませんか?

 私たちと同じ気付きや感想になるとは限りません。
 もっと深い気付きや、全然別の気付きがあるかもしれません。

 人に、「あなたを許します」と言ってもらう経験というのは、
 想像以上に、心に響きますよ。


 もし、ワークのパートナーがいない場合は、
 一人でもやってみましょう。

 自分の許せないところを紙に書いて、
 それぞれ一つ一つ、

 自分で声に出して、

 「○○な自分を許します」と、言ってみてください。

 もしくは、自分の尊敬する人、
 大好きな人(亡くなった人でもOK)になったつもりで、
 自分の写真などに向かって、
 「○○なあなた(自分の名前)を許します」と伝えてください。


◆許せないことの中には、「自分を許せない」ということも、
 あるかもしれません。

 そんな時でも、いいんです。

 「自分を許せない、と思っている自分(あなた)を許します。」

 と、そのまま全部ひっくるめて、
 「許します」と、自分や相手に言ってあげてください。
 


◆もし、今回、このワークがきっかけで、
 自分のことを許すことができたとします。

 でも、生きていく中で、自分の許せないところ、
 許せない自分は、どんどん出てくるのです。

 
 「許す」ということは、
 
 「許し続ける」ということです。


 全て、許すのは、最初からは無理かもしれません。

 それでも、いいのです。

 まずは、「許そう」、「許してみようかな」、
 と思うことからでいいのです。


 許せない!と、自分で自分を苦しめたり、
 責めたりしても、何も変わりません。

 後悔ばかりして、後ろばかり見ていても、
 何も変わらないのです。

 後悔ではなく、しっかり反省をしたら、
 まず一歩、今できることからやってみる!
 
 それが、直接、問題や悩みと関係ないことでも、
 OKなんです。

 あなた自身が、どんな小さな一歩でもいい。
 誰かに、背中を押されてでもいい。
 サポートされながらでもいい。

 とにかく、あなた自身が、
 簡単にできることを、
 一つやってみること、
 それがとっても大切なんです。

 
 許すことも同じです。

 「許してみようかな!?」

 まずは、「許そう」と思うことから、
 始めてみませんか?


 そうして、自分を許すことができてくると、
 自分を映し出してくれている嫌いな人との関係、

 それだけでなく、周りにいる人たちとの関係にも、
 何か変化があるかもしれませんね。


 そうそう、もし、
 なかなか自分を許そうとしても許せない時、
 自分のことを少しでも許せた時、
 何か小さな行動ができた時、
 
 前回、あづまさんが教えてくれた、
 「ホメる三段活用」を、自分にも使ってあげてください。

 自分をホメるのも、ありですよ~!


◆今日のまとめ


 嫌いな人と同じものを、
 自分も持っていることに「気付くこと」、

 そして、その自分を「許してあげること」が、
 とても大事です。

 嫌いな人を許すのは、
 なかなか難しいことかもしれないので、
 まずは、自分を許してみよう。

 「自分をゆるすワーク」を、実際にやってみませんか?

 読むだけと、あなたが実際に一歩行動することでは、
 大きな違いがあるのです。
 
 とにかく、簡単にできることを、
 一つやってみること、
 それがとっても大切です。


 自分を許すことも、まずは、

 「許してみようかな」と思うこと、

 「許そう」とすること、

 「許す」と決めてみることからでいいのです。

 
 あなたが、自分自身を許し、
 あなたの素晴らしさに気付いたとき、
 周りの人の素晴らしさにも、気付いていきますよ☆




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